【ロッテ】整備されつつある投手陣を「走塁改革」と「イキイキ打線」で援護できるか
昨季、最下位に沈んだロッテ。「勝てないんだから練習するしかありません」と言ったサブロー新監督(49)は、こう続けた。
「最近は自主性が大事と言いますが、高校や大学を出たばっかりの若手には引き出しがない。全て自主性に任せるのはどうかと思います。質も大事だが量はもっと大事ですから」
就任時、「昭和の厳しいスタイルを導入する」と話していた。昨年より練習時間も長くなったようだが、選手はキビキビと動いていて、チームが変わった印象を受けた。
投手陣はエースの種市(昨季9勝8敗)は計算できる。「キーマンは小島(同8勝10敗)」と言う。小島が貯金をつくれればチーム浮上も見えてくる。DeNAから加入したジャクソンはパに移籍しても順応できそうで、首脳陣の期待は大きい。新外国人のカスティーヨ、ロングの両左腕は、勢いのある球を投げていた。
問題の打線は今季からソトが日本人扱いになるのは好材料だが、ポランコとともに動きが悪いのが気になった。藤原、井上、山本、山口、高部、西川ら、外野手にイキのいい選手が多いと、サブロー監督は胸を張る。「走塁改革」を掲げている指揮官は特に「打球判断」を重視しているという。例えば無死一塁から大きな中飛で一塁走者が二塁へタッチアップしたり、二塁走者がポテンヒットの際に早めにスタートを切るなど、このオープン戦は積極的な走塁が目立つ。
整備されつつある投手陣を打線と走塁で援護できるか──。サブロー新監督1年目の成否のカギは、この2点にかかっている。


















