巻き網漁の乱獲危惧 松方弘樹さん「マグロ守って」の遺言

公開日: 更新日:

「一本釣りは十分に大きく育ったマグロだけを捕る。マグロの生息数を減らさず、水産資源に優しい“エコ漁法”です。一方、産卵期の魚や稚魚まで一網打尽にする『巻き網漁』は乱獲につながる。30カ国以上で釣りをしてきたが、乱獲を放置している国では明らかに魚が減っていた。日本も海外並みの規制強化をすべきです」

 松方さんの釣りの“師匠”だった山口県の漁師らが、こうしたマグロの乱獲状況について、安倍首相など地元国会議員の事務所に訴えたものの、巻き網漁関係者に配慮したためか、何ら改善しなかったという。この話を聞いた松方さんは「そうした政治的関係で巻き網船が放置されているのはフェアではない」と憤り、マグロ問題に取り組む「グリーンピースジャパン」への協力も惜しまなかった。

「マグロを守ってくれ!」という松方さんの願いが安倍首相ら政治家や水産庁に届くのは一体、いつの日になるのか。

(ジャーナリスト・横田一)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    東大出身の小林政調会長は日本史を学ぶべき「2600年以上続く男系継承」は歴史なのか神話なのか…皇室典範改正で浮かんだ疑問

  2. 2

    松尾雄治さん(1)ゴルフ場で意識を失う…「気が付いたら病院のベッドでした」

  3. 3

    国民も気づき始めた皇室典範改正のおかしさ 「愛子天皇」潰しに抗議する市民デモが国会を取り囲む?

  4. 4

    麻生太郎が「皇室典範」改正を急ぐ理由は…“日本会議の30年の集い”に間に合わせたいから

  5. 5

    今も続く「皇室典範」は出来の悪い法律…男の側に不妊の原因を求める発想がなかった時代の産物だ

  1. 6

    不振続く和久田麻由子「news LOG」 M!LK曽野舜太の出演は「毒まんじゅう」か「良薬」か

  2. 7

    高市首相は今の天皇や上皇が嫌で嫌でならない 保守派のホンネは天皇制「崇拝」ではなく「衰退」

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    麻生副総裁への飛び火を防ぐため? 福岡県議会の議長ポスト金銭授受疑惑に自民党本部の後手

  5. 10

    新垣結衣は芸能界から引退するのか? 相次ぐCM降板と夫・星野源の紅白連続出場ストップの余波