続投・留任情報ばかりの内閣改造・自民党役員人事で残る火種は「参院」と「国対」
高市首相が来週にも行う内閣改造・自民党役員人事。幹事長など主要幹部や重要閣僚の留任・続投観測ばかりで「やる意味あるのか」というほどパッとしないが、党人事にはまだ火種が残っている。
一つは参院役員の人事に高市総裁が手を突っ込むのかどうかだ。
自民党ではこれまで参院の独自性を尊重し、参院人事は総裁の意向が反映されない「聖域」とされてきた。参院の実質的な人事権は参院自民トップの参院議員会長にある。
ところが高市首相はそれが気に食わない。先の特別国会で当初予算の年度内成立がかなわなかったことを参院執行部のせいだと根に持っている。
「石井準一参院幹事長が提案した日程案で年度内に通せると信じたのに、ハシゴを外されたと総理は思っている。衆院が強引な国会運営をして野党を怒らせ、参院に荷崩れして(不正常な状態で)予算案を送ってきたことが原因なんですがね」(参院自民関係者)
そこで焦点となっているのが、石井参院幹事長の去就だ。松山政司参院議員会長は先の国会会期中、難航した高市首相の集中審議出席を官邸で直談判した。「松山さんはゴマスリ気質」(自民ベテラン)のようなので、高市首相に強く指示されたら、石井氏交代に動いてしまうかもしれないという。


















