満身創痍の大谷翔平に「故障再発」の前科…投手断念、打者専念でも油断できず

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 満身創痍のドジャース・大谷翔平(32)が日本時間8日、本拠地ドジャースタジアムでのレッズ戦に「1番・DH」で5試合ぶりのスタメンに名を連ねた。

 大谷は左膝の炎症に加え、右上腕や首から右肩にかけての違和感により4日のカージナルス戦から7日のナショナルズ戦まで4試合連続欠場した。

 この日の試合を前に会見したデーブ・ロバーツ監督は、大谷の負担を減らすため、下位への打順変更の可能性について聞かれると「彼をリードオフ(1番)から動かすつもりはない。彼は最高の打者だから」と、従来通り1番で起用すると明かした。

 ポストシーズンを見据えた投打の二刀流への復帰に関しては「彼は投手と野手の両方での活躍を望んでいるが、今はその時期ではない。投手に復帰する時期は未定だ」と慎重な姿勢を崩さなかった。

 指揮官は前日のナ軍戦を前に大谷が8月29日を最後にキャッチボールしていないことから「公言はできないが、カレンダーと彼の調整段階を照らし合わせれば答えは分かるだろう」と、残りシーズンでの投手への復帰断念を示唆した。現実的に投打のリアル二刀流をこなすのは厳しいだけに、今後は打者に専念し、ポストシーズンを迎えることになる。

 打者限定での出場ならフィジカルへの負担が少ないものの、決して油断はできない。今回同様、シーズン終盤に打者に専念した2023年は打者としても早々とシャットダウンした“前科”があるからだ。

 同年8月24月のレッズ戦でリアル二刀流で出場し、初回に44号先制2ラン。結果的に、この一発でア・リーグ本塁打王が確定したものの、二回途中に右肘の違和感を訴えて降板。後に靱帯の損傷が判明し、シーズン終了を待たずに、渡米1年目の18年以来、2度目のトミー・ジョン手術を受けた。

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