米国では早期介入を承認も…TAVIの適応拡大はまだ慎重に考えるべき
TAVI(経カテーテル大動脈弁留置術)は7年後も外科手術と同等の耐久性がある--。今年6月、米国医師会(AMA)の循環器内科・心臓血管外科分野の専門医学雑誌「JAMA Cardiology」に、そんな研究結果が報告されました。
TAVIは、大動脈弁狭窄症に対して行われる低侵襲治療で、カテーテルを太ももの付け根などから心臓まで挿入し、折りたたんだ人工弁を運んで留置します。外科手術のように胸を大きく切開したり、人工心肺を使って心臓を止める必要もなく、体への負担が少ないことから、手術が難しい超高齢者でも活動性の高い方は受けることができます。日本では13年の10月に保険適用となり、急速に普及しました。
ただ、TAVIで使われる人工弁の長期的な耐久性については臨床データが少なく、「どれくらい長持ちするのか」が大きな課題になっていました。
そんな中で報告された今回の研究は、米国とカナダの手術リスクが低い重症大動脈弁狭窄症の患者さん948人を対象にしたランダム化比較試験です。


















