100年に1度の大開発で渋谷駅は“ダンジョン”化…迷宮脱出のカギは「アーバン・コア」と「スカイウェイ」
渋谷では、2000年代初頭から大型開発が続いている。
最初の完成形は2012年に東急文化会館跡地にできた「渋谷ヒカリエ」で、駅周辺だけ見ても、18年に東横線ホーム跡地に「渋谷ストリーム」、19年に東急東横店跡地に駅直結の「渋谷スクランブルスクエア」と東急プラザ跡地に「渋谷フクラス」……といった具合で、とにかく次から次へと大型複合施設が誕生した。
宮下公園周辺もリニューアルが進んで、17年には都営住宅跡地に複合施設「渋谷キャスト」、公園そのものも20年に低層複合施設「MIYASHITA PARK」として生まれ変わっている。
一般的な再開発は、ひとつの事業の完了で多くの工事も終了するが、渋谷は場所を変えながら次、またその次の工事も始まり、終わりが見えない。開発を主導する東急の堀江正博社長が自らスペインにある未完成の教会、サグラダ・ファミリアにたとえるほどだ。
「100年に1度」とも言われる大開発で、あちこちのエリアに姿を変えたビルや施設が短期間のうちに乱立すると、「常に工事している」「駅を出ると、ここはどこ? 状態」といった不満が上がるのも無理はないだろう。
その中でも、乗り換えの難しさも相まって「迷宮」と呼ばれるのが、各線が接続する渋谷駅の構造だ。


















