転職すること11回…“3流芸能人”坂本一生のサバイバル極意

公開日: 更新日:

 借金2000万円を背負ったりしたこともあるが、それもコツコツと返し、今は家賃7万円の千葉の2DKでひとり暮らしをしている。私生活ではバツ2だ。

「いまはビジネス。女とかは、金を稼げるようになってから。ジムでは、インストラクターなどで培った経験から、利用者に合ったプログラムをつくり、僕もトレーナーも務めます。老若男女、このストレス社会で体を壊したら元も子もない。ビジネスでフランチャイズ展開するんだけど、それで人助けにもなればって思うんです」

 リストラや降格、倒産などで、新たな職探し中のサラリーマンは少なくない。だが、中高年になると大変で、身を持ち崩すことも。鍛え上げた体の坂本も40代の中年だが……。

「そりゃあ失敗すれば大変ですし、だまされたらチクショーって思いますよ。でも、体を鍛えたら、気分も上向くし、元気でいれば、やる気になる。ぼくはずっと三流芸能人とか言われてきましたけど、今は三流で上等だと思っている。三流ですから、チラシ配りでも何でも、へいちゃらなんですよ」

 転職やサバイバルの極意として、中高年男の参考になりそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    概算金が前年比で3~7割高の見通しなのに…収入増のコメ生産者が喜べない事情

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(45)勝新太郎との交友「図体や印象より、遥かに鋭利なものを持っていた」

  1. 6

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円? DeNA戦で市場価値上げる“34戦18号”

  2. 7

    高市早苗氏の「外国人が鹿暴行」発言が大炎上! 排外主義煽るトンデモ主張に野党からも批判噴出

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希は「ひとりぼっち」で崖っぷち…ロバーツ監督が“気になる発言”も

  4. 9

    ロッテ佐々木朗希の「豹変」…記者会見で“釈明”も5年前からくすぶっていた強硬メジャー挑戦の不穏

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に