エロ詩吟がロケバス運転手に 「天津」木村語る転身の真相

公開日: 更新日:

「あると思います」のセリフで締める、詩吟と下ネタを融合させた「エロ詩吟」で一世を風靡したお笑いコンビ「天津」の木村卓寛(40)。09年にブレークすると、著書は10万部超のベストセラー、最高月収390万円、家賃24万円の高級マンション住まいという一流芸人にのし上がった。しかし、その後テレビ出演は激減……。そんな中、今年4月に「大型二種」免許取得を自身のインスタグラムで報告。食い詰めてとうとう芸人を諦めたのか。“転身”の真相を直撃した。

 ◇  ◇  ◇

 もちろん、芸人を辞めたわけではありません(笑い)。もともと運転がめっちゃ好きで、エロ詩吟でブレークして東京に出てきた頃に中古でスズキの「ジムニー」を買ったんです。でも、4~5年後に生活がままならなくなって売却。車が好きなのに運転できないのはツライ……そうや、職業にすればええんやと。家には5歳と2歳の子供もいるので、生活費を稼がないといけませんからね。

 本の印税が入ったピークの時期に比べると、今の収入は10分の1くらいになりました。夫婦会議で机に給与明細を並べられて、「はい、下がっていってるよね、どうするの?」と言われ、家賃の安いところに引っ越して、スカパー解約して……。二種免許を取るのも約40万円かかるので、一発で合格しないとと思って焦りました。秋田県の大館まで2週間、合宿に行ったんですけど、一匹狼を貫いたせいで寂しすぎて3回も地元のスナックに行って散財。「メイクラブ」という店が気に入って、そこのチーママと危うくメイクラブしそうでした。でも悲しいかなスナックでも教習所でも気付かれなくて、スナックでは「ヒャダインさん?」と言われました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?