桂菊丸&泉アキ夫妻 熱海で「自給自足」スローライフ満喫

公開日: 更新日:

 桂さんの言葉をアキさんが継ぐ。

「4期のうちの第2期でしたが、左乳房を4分の1切除してリハビリに励み、翌年の3月、2人そろってハワイ・マウイマラソンに出場して完走できたんです。この経験を通して健康と人生をゆっくり考え、仕事は二の次でいいから、住環境がいいところに引っ越そうと思うようになりました」

「それからは仕事の合間に2人で北海道から九州まであちこち見て回り、5年ほどして熱海にたどり着いたんです。きれいな湧き水が流れてて、周囲には手つかずの森が残ってる」(菊丸さん)

「それなのに海も近いから、イキのいい魚がおいしくて安いの。ゴルフ場も近所にたくさんあるしね」(アキさん)

「もちろん、空気は凜と澄んでいて夜は満天の星。天の川に圧倒されますよ。温泉も湯河原、熱海は本場」(菊丸さん)

「ここしかないって、ほぼ即決でした」(アキさん)

 かくして、小川が流れる650坪の敷地を購入し、移住計画がスタート。友人らのサポートを得ながら、当初は何十回も通って雑木の荒れ地を整地し、倉庫だったプレハブをリフォームして少しずつ住居化。同時に、開墾して畑を作った。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」