女装キャラ企画も間が悪く…TOKIOリーダー城島茂の悲哀

公開日: 更新日:

 しかも「当初『ミタゾノ』は17年10月期に放送する予定だった」(テレ朝関係者)というから、実にタイミングが悪すぎる。国分太一が真っ先にMCを務める朝の情報番組で謝罪するハメになったのも気の毒ではあったが、連帯責任とはいえ、城島も多大な被害をこうむることになったわけだ。

 コラムニストの桧山珠美氏がこう言う。

「グループでの音楽活動を休止している最中に、ソロでの音楽活動を行わなければならない城島の心情は推して知るべしです。会見では松岡のように厳しい言葉を発するのではなく、うやむやともとれる発言に終始したことで一部では優柔不断という感想を持った視聴者もいましたが、一歩引いた立場で調整役を担ったことで好感を持った視聴者がいたのも事実。しかも、起訴猶予処分になったとはいえ、コトの全容が明らかになっていないぶん、今後の展開次第ではグループ存続の命とりにもなりかねない。一見頼りなく見える“名ばかりリーダー”のイメージが功を奏したといえるのではないでしょうか」

 東京・原宿の「ジャニーズショップ」で開催中の「島茂子」展をのぞいてみると、店内の隅っこに衣装のドレス1着と販促のTシャツが飾られているのみ。足を止めるファンも見当たらず、もの悲しさを誘っていた。そして、リーダーとしての苦悩はまだまだ続く。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  2. 2

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  3. 3

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  4. 4

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

  5. 5

    創価学会OB長井秀和氏が語る公明党 「政権離脱」のウラと学会芸能人チーム「芸術部」の今後

  1. 6

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  2. 7

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    小嶋陽菜はブランド17億円売却後に“暴漢トラブル”も…アパレル売れまくりの経営手腕と気になる結婚観

  5. 10

    草間リチャード敬太“全裸騒動”にくすぶる「ハメられた」説…「狙った位置から撮影」「通報が早い」と疑問視する意見広がる

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  2. 2

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  3. 3

    ヤクルト青木“GM”が主導したバランスドラフトの成否…今後はチーム編成を完全掌握へ

  4. 4

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  5. 5

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  1. 6

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  2. 7

    高市首相が狙う悪夢の“強権官邸”復活…安倍時代の再来へ「経産-警察ライン」で恐怖政治

  3. 8

    最終盤の宮城県知事選は仰天の展開! 高市首相応援の現職vs昭恵さん&参政党支援の元自民議員でデッドヒート

  4. 9

    小川晶市長「ラブホ密会」の震源地…群馬・前橋市のナイトスポットで“まさかの声”続出

  5. 10

    タレント出身議員の“出世頭” 三原じゅん子氏の暴力団交遊疑惑と絶えない金銭トラブル