西城秀樹との追憶の日々…フォーリーブス江木俊夫が語る

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 楽屋では“かきくけこ”“なにぬねの”とか簡単な文面を読んで懸命にリハビリに取り組んでいました。僕も滑舌が悪いので一緒になって“なにぬねの”なんて励ましながら読んだことも思い出します。コンサートでMCを務めた僕はこう言いました。人生には上り坂、下り坂がありますがヒデキは“まさか”にぶち当たった――。

 足を引きずりながらでもファンの前に立つ姿からは絶対に復帰するという強烈な意志を感じたものでした。ステージに上がり、ファンの前で再び歌うことをモチベーションにしていましたが、かなわぬ夢となりました。しかし、ヒデキの文字通り命懸けで歌う姿はファンの目に永遠に焼き付けられているはずです。ご冥福をお祈りいたします。

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