巨人・松本剛の完全復調を手助けした“兄貴分コーチ”の名前 ナイター前の午前中に秘かに打ち込み特訓
5月までの不振がウソのようだ。
1日のヤクルト戦。1-1の七回2死二塁から勝ち越しの適時左前打を放った巨人の松本剛(32)は今季、FA選手の洗礼を浴びていた。
V奪回の切り札として入団しながら、4月終了時点の打率は.221。5月に入っても復調の気配は見えず、同月の25試合でスタメンに名を連ねたのはわずかに5試合と、巨人入りを口説いた阿部慎之助前監督からも見放されつつあった。
「阿部監督の辞任と関係はないでしょうが、6月になって月間打率.356と完全復調。得点圏打率.667と抜群の勝負強さを発揮するようになった。矢野謙次巡回コーチの存在が大きいと聞いています」
と、さる巨人OBがこう続ける。
「矢野コーチと松本は日本ハムで現役時代を共にし、矢野コーチは兄貴分的な存在だった。松本が2022年に首位打者を獲得した際は、矢野コーチが二軍の打撃担当という関係。良かった頃の松本を誰よりも知るのが矢野コーチです。巨人にFA入団したプレッシャーもあってか、5月まで打撃不振に悩んでいた松本に寄り添い、秘かに一軍のナイター前の午前中にジャイアンツ球場の室内で打ち込みに付き合いながら、復調の手助けをしていたと言います」
松本の決勝打で巨人は首位に返り咲き。守護神マルティネスの外国人歴代最多となる通算235セーブをお膳立てし、記録に花を添えた。


















