日本ハム加藤貴之が2時間20分でオリックス完封!「環境に優しい」左腕の本領発揮

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「省エネ左腕」の本領発揮である。

 日本ハム加藤貴之(34)が2日のオリックス戦で、今季初完投・初完封。同僚の伊藤、北山と並ぶハーラートップタイの8勝目(1敗)を挙げた。

 この日、打たれた安打はわずか3本。四死球はゼロで、球数も108球。テンポよくオリックス打線を抑え、わずか2時間20分で試合を終わらせた。

 お立ち台では「8回で終わるかなと思ったけど(笑)」とファンを笑わせると、「さすがに(9回まで)投げることになったんで全力で投げました」とジョークを交えつつ、まんざらでもない様子だった。

 もともと投球間隔が短く、与四球が極端に少ない技巧派左腕。2022年は規定投球回をクリアする147.2回を投げ、たったの11四球。シーズン最少与四球のプロ野球記録を72年ぶりに更新した。同年は90球以内での完封勝利、通称「マダックス」も達成した。

「栗山監督時代は試合中盤になると制球が乱れることが多く、球数に関わらず5回前後での降板も珍しくなかった。一方、先発完投を好む新庄監督は我慢強く起用。昨季は不調もあって20試合登板にとどまったが、それでも4年連続3完投中です」(球団OB)

 今季序盤は5~6イニングで降板する試合が多く、本来の姿にはなかったが、今季初完投でいよいよ本調子に戻りつつある加藤。首位ソフトバンクとは2ゲーム差。環境に優しい省エネ左腕が、追撃の切り札となるか。

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