ソフトB前田悠伍の開花に母校の大阪桐蔭が泣いて喜ぶ理由…“プロで伸びない”のレッテル剥がせるか

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 勢いが止まらない。

 ソフトバンク前田悠伍(20)が1日の西武戦で7回3安打無失点の好投を見せ、今季無傷の6連勝を飾った。

 大阪桐蔭高から2023年ドラフト1位で入団した左腕は、5月10日のロッテ戦で今季初勝利を挙げて以降、あれよあれよと白星を積み重ねている。高卒3年目以内の投手による開幕6連勝以上は、2015年に大谷翔平日本ハム)が7連勝して以来。規定投球回には達していないものの、防御率は1.84と、エース級の働きを見せている。

 そんな前田の才能開花に喜んでいるのは、小久保監督だけではない。

「大阪桐蔭にとっても朗報です」

 とは、古株の同校OBだ。

「大阪桐蔭出身のプロ野球選手は近年、伸び悩むケースも少なくなかった。毎年、全国から中学生の逸材を獲得しているものの、スケールの大きさや伸びしろより、甲子園で勝つために完成度の高い選手を集めている面も否めない。特に投手は昔から、プロで大成したと胸を張って言える選手が多いわけではない。今中慎二(中日=91勝)、岩田稔(阪神=60勝)、藤浪晋太郎(阪神ほか=58勝)、川井貴志(ロッテ、楽天=28勝)くらいでしょう。ここに前田が加われば、大阪桐蔭出身選手に対するプロ、アマ球界の見方も少しは変わってくるのではないか」

 前田の快進撃を、母校の関係者、OBも祈るように見守っている。

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