ギャラは月7000円 Sマラドーナ武智がそれでも結婚したワケ

公開日: 更新日:

 M―1グランプリ決勝に3年連続出場、昨年5月には第52回「上方漫才大賞」奨励賞を受賞した実力派コンビ「スーパーマラドーナ」。ツッコミ担当の武智さん(39)の下積み時代は……。

 ◇  ◇  ◇

 毎日3食とも野菜炒めで予算は週3000円。それが生まれ故郷、愛媛県松山市から大阪に出てきて、3年ほど続いたかな。1食あたり142円ですわ。

 3食同じで飽きなかったかって? 味付けを変えて、たまに卵入れたりすると、それなりに食べれるもんですよ。まだ若かったし、贅沢は敵。とりあえず野菜もちゃんと取ってるからヘルシーですしね。

 その頃、1カ月の生活費は10万円が目安。芸人としてのギャラはゼロで、早い話、全部、バイトで稼いでました。一番大きな出費は家賃で、ユニットバス付き6畳ほどのワンルームが月6万5000円。最寄り駅は、新世界そばの恵美須町駅。チャリ(自転車)なら通天閣まで1、2分。難波の吉本興業本社へも10分かからないくらい。

 確かに便利な場所やけど、エレベーターなしの古~いワンルームマンションの4階。あとで知ったんやけど、相場よりもかなり高かった。なーんも分からんまま不動産屋に飛び込んで紹介され、言いなりになったんがアカンかった。ヤラれましたわ、ホンマ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  3. 3

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 4

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  5. 5

    来春WBCは日本人メジャー選手壊滅危機…ダル出場絶望、大谷&山本は参加不透明で“スカスカ侍J”に現実味

  1. 6

    詞と曲の革命児が出会った岩崎宏美という奇跡の突然変異種

  2. 7

    高市政権にも「政治とカネ」大噴出…林総務相と城内経済財政相が“文春砲”被弾でもう立ち往生

  3. 8

    「もう野球やめたる!」…俺は高卒1年目の森野将彦に“泣かされた”

  4. 9

    連立与党の維新が迫られる“踏み絵”…企業・団体献金「規制強化」公明・国民案に立憲も協力

  5. 10

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋