レイザーラモンHG住谷正樹さん<3>反対する父親を毎晩説得

公開日: 更新日:

 新卒で入ったコープこうべは、4カ月で退職した。

「1カ月前に退職していた相方(RG)は、僕がいない間にも番組出演などのオファーを勝手に受けていました。実は、僕の代わりに大学時代の後輩の学生プロレスラーを連れて、レイザーラモンと名乗って活動している期間があった。“偽レイザーラモン”ですよ。顔も売れてませんでしたし、スポットで出る仕事だったので誰も気付かない。その後輩は、後にテレビ局のプロデューサーになりました」

 会社員生活で印象に残ったのは、最終面接を担当した人事社員だったという。

「入社式の時にも『頑張れよ』と声を掛けてくれ、採用を後押ししてくれた人。辞めるときにも『これからも楽しみにしていて残念やけど、応援するよ』と送り出してくれました。短期間でしたけど、気にかけてくれる人がいるのはうれしいです。上司も『夢があるなら』と尊重してくれましたから、円満退社でした」

 反対したのは家族だ。正式に退社するまでの間、仕事が終わったら実家に帰って説得した。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃