「最強の新弟子」旭富士、デビュー4場所連続Vでも残る大きな課題
2日から始まった大相撲夏巡業。同日の岐阜場所で、幕下の旭富士(24)が関取衆の申し合いに参加した。
巡業の申し合いは幕下と関取以上で分かれている。稽古が終わった幕下力士は土俵を降り、関取衆と交代するのだが、旭富士はそのまま居残り、稽古を続けた。
モンゴル出身の旭富士は「1部屋1人」の外国人枠問題もあり、伊勢ケ浜部屋で4年半もの間、稽古のみに邁進。稽古場では先輩力士相手に互角以上に闘い、ついた渾名は「最強の新弟子」。7月場所で初黒星を喫したものの、序ノ口、序二段、三段目、幕下とデビューから4場所連続で各段優勝を成し遂げた。次の9月場所は幕下上位で、十両昇進が濃厚だ。
もっとも、課題がないわけではない。ある若手親方は「突き押し力士対策は必須です」と、こう続ける。
「7月場所は1敗とはいえ、パワーのある大辻や日向丸らには立ち合いで変化、あるいは横に動いてかわすなど、まともに当たるのを嫌がっていた。優勝決定トーナメントの生田目戦でも、ひたすらかわす相撲でしたからね。組み合えば強いが、まだまだ立ち合いの圧力が弱く、一発のある相手には自信が持てないのでしょう。今のままでは豪ノ山や隆の勝など、立ち合いが強い力士には変化で勝つしかないでしょうね」


















