「うちの若殿は化け猫なので2」三川みり著

公開日: 更新日:

「うちの若殿は化け猫なので2」三川みり著

 小鹿藩の若殿、虎千代は、藩主と、縞という名の化け猫の間に生まれた半化け猫である。藩の上屋敷は縞の張った結界に守られているのでここにいれば安全なのだが、虎千代はときどき逃げだそうとする。小姓の梓木奏一郎が説教していたとき、なりかけ化け猫の雉女が帰ってきて、虎千代にしがみついて泣きだした。

 長屋に行くと、雉女の姉猫が威嚇の声をあげて奏一郎を睨みつけた。母猫は、一太がいなくなった夜に感じた匂いがする、と。それは昔、奏一郎の先祖の歩き巫女が魑魅の栖(すみか)を封じたときについた匂いだった。

 化け猫若殿と若侍が妖怪退治に活躍する物語。

(光文社 858円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  2. 2

    ドジャース西地区5連覇に29球団から怨嗟の声 「カネもアタマもあってズルまでしてりゃ勝って当然」

  3. 3

    中森明菜が完全復活 結果的に長期休養がその価値を上げたが、応えられるだけの資質を持っていた

  4. 4

    尾野真千子がNHK朝ドラ返り咲き! 沖縄と東京を行き来する「女優」と「女将」二刀流ワンダフルライフ

  5. 5

    ドジャースは“大谷抜きポストシーズン”を想定か…指定席「1番・DH」に21歳デポーラ

  1. 6

    ソフトバンク3連覇でも“札束攻勢”止まらず…今オフ仕掛ける「補強リスト」仰天の中身

  2. 7

    参院のドン放逐で「消費減税」窮地の高市首相に公明党が“助け船”? 現金給付「前倒し」が賛成条件か

  3. 8

    阪神・佐藤輝明のドジャース入りに暗雲か? 大谷翔平が思わぬ“遠因”になる可能性

  4. 9

    日本ハム新庄監督がソフトバンク3連覇の“MVP” 挑発ことごとく空回りで5勝18敗2分け、最後までVアシスト

  5. 10

    クレイジーケンバンド横山剣さん「年に関係なく、カッコいいものはカッコいいって思いますね」