“生きる伝説”S-KENインタビュー…パンク老人、かく語りき

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 ヤマハによる音楽誌「ライトミュージック」編集部で働いていてアメリカ特派員を志願。単身で渡米し、大小問わず現地のライブを毎日のように見て回った。

「当時のヤマハは日本の音楽界を変革する意欲に満ちていて、こんな無謀な若造の願いも受け入れてくれた。おかげで報道関係者用のビザも得られた。ローリング・ストーンズやビーチ・ボーイズ、フランク・ザッパといったビッグネームから、黒人地区の教会で行われるシンギングバトルまで。日本じゃ誰も知らないようなライブも積極的に回ったよ」

 人種のるつぼであるNYやLAのディープな音楽や文化を見聞する中、大きな影響を受けたのが81年に36歳で急逝したレゲエ界の伝説ボブ・マーリーだったという。

「グルーブ感、強いメッセージ性、そして独特のリズム。客席には隣にビーチ・ボーイズのマイク・ラブなんかもいて一緒に聴いていたんだけど、その場の全員が息をのみ、圧倒されていた。単独のライブとしては生涯最大のインパクトだった」

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