帝国ホテルに大行列が…香取慎吾のショップに行ってみた

公開日: 更新日:

 えっ! 入店まで1時間待ちとは驚いた。元SMAPの香取慎吾(41)が立ち上げたオリジナルブランド「ヤンチェ オンテンバール」なる洋服店。帝国ホテルプラザ(東京・千代田区)内に唯一店舗を構え、オープン翌日(26日)の各スポーツ紙には“提灯記事”が並んでいたが、週明けの平日、日刊ゲンダイ記者が店を訪れてみると、本当に客でゴッタ返しているからビックリだ。入店を待つ列は、店先と共有スペースにある階段と二手に分かれ、黒服のスタッフが複数人で誘導しているではないか。

■1着15万円!

 シャネルやエスカーダ、アクリスといった高級ブランドと軒を並べる堂々たる店構え。一度では覚えられない店名は、オランダ語でやんちゃ坊主(ヤンチェ)とおてんば娘(オンテンバール)を掛け合わせた造語なんだとか。モード界のカリスマで「実際に実力のある大御所」(ファッション誌編集者)だというスタイリストの祐真朋樹氏(53)とタッグを組み、衣服だけではない本格志向のオリジナル商品を売り出していくという。目玉商品のコートは過去にはバーバリーをライセンス販売していた三陽商会が手がけ、帽子は麻生財務相御用達のボルサリーノ、コスメ類はCMキャラクターを務めるアンファーが共同企画・開発に携わるこだわりよう。タレントの余技やママゴトではない、しっかりと戦略が練られた本気のビジネスを感じさせるのだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る