安倍首相も“後ろ盾”に 元SMAP香取慎吾の止まらない快進撃

公開日: 更新日:

 SMAP時代には見せなかった満面の笑みは、これ以上ない“後ろ盾”を得た安心感と未来への希望からだろうか。

「作家の香取慎吾です。初めて作家として呼んでいただいて大変喜んでいます」と語ったのは、元SMAPの香取慎吾(40)。30日、都内で行われている障害者の芸術文化支援を目的とする日本財団主催の「ミュージアム・オブ・トゥギャザー」展に安倍晋三首相(63)が来場し、作品の出品者でもある香取が案内役を務めた。

 安倍首相は「多様性、個性を感じます」とコメント。香取は自作の「火のトリ」について「心の中で思いが煮詰まり羽ばたいて次に進める、そんな絵です」と解説した。それにしてもだ。ジャニーズ事務所を退所して約2カ月。当初は1年間はジャニーズに気づかいしてジッとおとなしくしているとみられた元SMAP3人衆。ところがネット、映画、ローカル局出演と展開が早いのなんの。更に時の総理とイベントでツーショットまで披露とは怒涛の快進撃である。芸能評論家の肥留間正明氏がこう言う。

「それもこれもSMAP育ての親にして元マネジャーの飯島女史の手腕。新事務所を立ち上げるや3人を招きよせ、時代にマッチした戦略を矢継ぎ早に打ち出した勝利といってもいい。そもそも飯島氏はジャニーズ事務所と衝突する気はなく、SMAPとして受けていた仕事はいったん整理し、メンバー個人へのオファーは継続する方針です。香取の『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞』の司会続投も決定しましたし、仕事は順調。ジャニーズを飛び出しても何ら困らない状態です」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  3. 3

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 4

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  5. 5

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  1. 6

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘

  2. 7

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 8

    福山雅治の「不適切会合問題」で紅白に地殻変動が? “やらかし”がPerfume「トリor大トリ」誘発の可能性アリ

  4. 9

    Perfumeのっち、大学中退話が地上波TV解禁でファン安堵…「ネタに昇華できてうれしかった」の反応も

  5. 10

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち