T・スウィフトは民主党支持 変わる芸能界と政治の距離感

公開日: 更新日:

 アメリカ人歌手のテイラー・スウィフト(28)が8日、インスタグラムで民主党支持を投稿して話題になっている。「自分の肌の色、性別、性的指向にかかわらず、すべてのアメリカ人の尊厳のために戦う気にならない人に投票することはできない」とハッキリ意思表示をしたことで9日現在170万以上の「いいね!」を獲得。トランプ大統領が「テイラーの音楽が25%くらい嫌いになった」と応戦したこともあり、世界中に拡散した。

 テイラーは今まで政治的な発言はしてこなかったが、反トランプ宣言で旗幟を鮮明に。これで白人至上主義者の支持は失ったものの、若者からは絶大な支持を集めたともっぱらだ。

 アメリカではロバート・デ・ニーロやブルース・スプリングスティーンなど俳優や歌手が支持政党や政治信条を明らかにするのはフツーだが、翻って日本の芸能界ではマレだ。日本ではタレントが政治の話をすることはCMなどスポンサーへの配慮もあってタブー扱い。8月に安室奈美恵(41)が翁長沖縄県知事の逝去の際、自身のサイトで追悼のメッセージを述べたことは驚きをもって受け止められた。安室の言動はその後の知事選へも影響を与えたが、政治評論家の有馬晴海氏はこう言う。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  3. 3

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  1. 6

    嵐ラストで「500億円ボロ儲け」でも“びた一文払われない”性被害者も…藤島ジュリー景子氏に問われる責任問題

  2. 7

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”

  3. 8

    独立に成功した「新しい地図」3人を待つ課題…“事務所を出ない”理由を明かした木村拓哉の選択

  4. 9

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

  5. 10

    "お騒がせ元女優"江角マキコさんが長女とTikTokに登場 20歳のタイミングは芸能界デビューの布石か

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ