沢田研二の不人気とジリ貧 公演ドタキャン騒動で浮彫りに

公開日: 更新日:

 沢田研二(70)のコンサート“ドタキャン”騒動が尾を引いている。沢田の公式サイトは中止から一夜明けた18日に「ご来場いただきましたお客様には大変ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした」との謝罪文を掲載。さらに沢田自身が自宅近くで報道陣の取材に対応し、経緯を説明するに至った。

「契約上の問題が発生した為」という中止理由について沢田は「さいたまスーパーアリーナでやる実力がなかった。ファンに申し訳なく思ってます」とまず謝罪し、9000人と聞いていた観客数が実際は7000人にとどまると聞かされ、「客席がスカスカの状態でやるのは酷。ライブをやるならいっぱいにしてくれ。無理なら断ってくれといつも言っている」とコメント。イベント主催者側からは予定通りの開催を懇願されたが、沢田が譲らず、結果的に“ドタキャン”につながったと説明した。

 沢田としては空席だらけの会場で歌うことはプロとして我慢ならないということなのだろう。17日の公演は振り替え公演を実施する方向で調整中だという。しかしながら、今回の騒動で一番の被害者は会場まで足を運んだファンである。そして、浮き彫りとなったのはジュリーの意外な不人気である。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償