BTSめぐり罵詈雑言の応酬 日韓“暴走ファン”につける薬なし

公開日: 更新日:

 一方、原爆のキノコ雲と、万歳する韓国の人々の画像がプリントされたシャツをメンバーが着用したことで波紋を広げているのが韓国の7人組ヒップホップグループ「BTS(防弾少年団)」。テレビ朝日系「ミュージックステーション」への出演が見送られた他、出場の可能性も噂されたNHK「紅白歌合戦」も落選した。これらを受け、所属事務所は日本語版公式ファンクラブのホームページで謝罪文を掲載した。東京ドーム公演でメンバーが「日本の皆さん、全世界の皆さんが驚かれ、ご心配されていたと思います」などと語り、騒動の火消しに努めているが、韓国のファンからは違う意見も上がっているという。

「BTSは3月11日、東日本大震災のあった日に公開したミュージックビデオで、メンバーが水の中でもがき苦しむ映像を公開しています。ナチスドイツの記章をつけた帽子をかぶるなど、いろいろなところで問題視されている。戦争や災害で苦しんだ日本人をあざ笑うような演出に対しては、高須クリニックの高須克弥院長、田村淳らがツイッターで苦言を呈しています。すると、ごく一部の過激ファンがそれに反応し、罵詈雑言のコメントを書き込んだり、脅迫騒動にまで発展しています」(マスコミ関係者)

 暴走するファンにつけるクスリなし、か。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」