深夜帯に“降格”の「ロンハー」後釜はあの自由過ぎるトリオ

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 テレビ業界は4月の春改編に向けた動きが活発化。俗に言う別れと出会いの季節であり、悔し涙で頬を濡らす面々もいるなか、あのバラエティー番組がついに“降格”だ。ロンドンブーツ1号2号こと田村淳(45)と田村亮(47)がMCを務める「金曜★ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)。1999年4月に始まった「イナズマ!ロンドンハーツ」から足かけ21年、ゴールデン帯(19~22時)で放送されていたが、4月から毎週火曜日の23時20分~の深夜帯になるというのだ。

 もっとも、突然の“都落ち”ではなく、執行猶予期間は与えられていたという。

「ロンハーは16年4月、番組のテコ入れ目的で火曜21時から金曜21時へ放送枠を横にスライドさせている。これは、金曜20時のMステの後枠だったら一定の数字が取れるという温情措置。ところがこの3年間で視聴率を回復させることができなかった。打ち切りは免れたものの、致し方ないでしょう」(テレ朝関係者)

 ちなみに、ロンハーの後釜はといえば、「『ザワつく!一茂良純時々ちさ子の会』(現在は水曜24時20分~)のトークバラエティー」(民放キー局関係者)だという。歯に衣着せぬ天然(?)発言で人気を博しているトリオ、長嶋一茂(52)、石原良純(57)、そして高嶋ちさ子(50)がMCを務める番組である。もともと不定期だったが、昨秋からレギュラー化。実験的に深夜帯で放送し、ゴールデンへ昇格させるテレ朝の王道パターンだ。ロンブーの2人は唇を噛みしめる春になりそうだ。

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