受験バラエティー化 田村淳「不合格」で青学が保った品位

公開日: 更新日:

 ロンブーの田村淳(44)が3日、受験した青山学院大の入試が全て不合格だったことを自身のインターネット番組「偏差値32の田村淳が100日で青学一直線~学歴リベンジ~」で明かした。

 今年は“芸能界の大学受験ブーム”で、オードリー春日俊彰(39)も番組の企画で東大を受験、元AKBの須藤凜々花(21)も受験したが共に失敗。「サクラチル」に終わった。

 芸能人であれ誰であれ、“学びて時にこれを習ふ”のは喜ばしいことだが、その動機が不純であれば大学側が歓迎しないのは当然か。

 元大阪産業大客員教授の八幡義雄氏(教育学、教育行政学)がこう言う。

「プロ野球選手の桑田真澄氏が早稲田大学の大学院に入学した時、早稲田は識者の中で格を下げてしまいました。学問的には極めているとはいえない人材を特別に入学させたことで、大学院としての見識が疑われ、結果的に大学の価値を下げてしまったのです。

 有名私大はブランディングのために“色モノ”の入学を好みません。田村さんの番組は明らかにバラエティーで、青学グッズで身を包み、受験に臨む姿は“悪目立ち”でしかない。学内の撮影を許可せず、今回の受験に関して公式コメントが出ていないということは、青学側は好ましく思っていないということでしょう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  3. 8

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  4. 9

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  5. 10

    中山美穂さんが「愛し愛された」理由…和田アキ子、田原俊彦、芸能リポーターら数々証言