「世界で一番怖い答え」と「魔法少女山田」には共通する怖さ…“令和のホラーブーム”トレンドとは?

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 7月28日、8月4日と2週にわたり「世界で一番怖い答え」(フジテレビ系)の第10弾が放送された。解答者は、一見すると普通の映像に思えるが、そこに隠された不審な点や意味をキャッチし、一番怖い答えを考察。正解してポイントを積み重ね、最終的に獲得ポイントが多かった者が「ナイスホラリスト」となるホラー特化型のクイズ番組だ。

 問題の監修は、フェイクドキュメンタリー「放送禁止」シリーズ(フジ系)の演出・長江俊和氏。同作品の大ファンであるくりぃむしちゅー・有田哲平が司会を務める。今回は、レギュラー解答者のみちょぱ池田美優)に加え、ゴールデンボンバー・鬼龍院翔とタイムマシーン3号・関太が参戦。身の毛もよだつ出題が彼らを襲った。

 例えば、2年前から交際中の彼氏・省吾と急に連絡が取れなくなったという女性の話。彼の勤務先を訪れると、どうやら辞めてしまったらしい。しかし、「実家に帰る」「旅行に行く」など同僚たちの証言は異なる。不審に思い、彼のアパートのベランダから部屋をのぞくも、もぬけの殻。警察に捜索願を提出すると、数日後に呼び出されることになった。と、ここで「この後警察官が言ったゾッとする一言とは?」と問題が提示される。

 正解は「あなたですね、省吾さんのストーカーは」。女性側の視点で物語が展開されるため見落としがちだが、自分自身が「交際している」と妄想し省吾を追いつめていたという結末だった。これを知ったうえで関太の解答「(省吾さん、それ)アナタですよ」を思い返すとおかしさが倍増する。省吾自身の意識が混濁し、女装も始めた成れの果ての行動だと分析していたが、正解なら我に返った画の滑稽さに笑いが起きていたに違いない。

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