矢沢永吉が苦渋の決断?長年のファン“出禁”踏み切った理由

公開日: 更新日:

 今月21日、矢沢永吉(69)がコンサート会場で周囲を威圧するなどした“私設応援団”の総会長を強制退会させたことを公式HPで告げた。矢沢は熱狂的なファンが多いことで有名だが、目に余る行為を続けたファンを“出禁”にした格好だ。

「コンサート会場で彼らは、他のファンにコールの強要やあおり行為などを行っていたそうです。また、会場外では特攻服を着て大勢でたむろし、大きな旗を振り回したりするなど、常連ファンしか来られないような雰囲気に、事務所サイドは頭を悩ませていたようですね」(スポーツ紙記者)

 矢沢といえば、ライブ活動を非常に大切にするアーティストとして有名。現在では当たり前のように行われているコンサートグッズ販売を成功させたパイオニアとしても知られている。

「会場でファンがタオルを投げる姿は恒例になっていますが、そのタオルにある『E.YAZAWA』のロゴなどを芸能人で初めて商標登録。アーティストの権利を確立していきました。今では当たり前となった肖像権なども主張したり、楽曲収入だけでなく、グッズなどからも利益が発生する仕組みをつくり上げたのです」(音楽関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁