森昌子“還暦引退”決断の背景「芸能活動以外」の人生とは

公開日: 更新日:

 歌手、森昌子(60)が28日に都内で記者会見を行い、芸能界引退を表明した。すでに発表した文書では、〈昨年還暦を迎えるにあたり、人生の残された時間を具体的に考え始めた時に、もう少し穏やかな時間の中で、芸能活動以外のことに時間を使って人生を充実させたいと思うようになりました〉と記している。

 森は昨年10月に還暦を迎えるタイミングで所属事務所に引退を申し出たという。昨夏、家族同様に接してきた興行関係者が78歳で死去したことも引退を考えるきっかけになったようだ。

 しかし、森クラスの大物歌手になると、本人の意向だけで引退を決めるのは難しい。実際、当初昨年10月で引退するつもりだったのに、所属事務所の説得を受け入れて1年延長したという。12月12日の福島公演まで全国100カ所を回り、ファンに感謝の思いを直接伝えるそうだ。

 それでも、森は〈芸能活動以外のことに時間を使って人生を充実させたい〉と決めた。森が、思い切った決断を下した背景には、何があったのだろうか――。

 芸能ジャーナリストの芋澤貞雄氏が言う。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」