二田一比古
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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

SMAPに再結成の可能性は…活動休止と解散の違いとは?

公開日: 更新日:

 再結成はそう簡単ではない。いくつかの壁が立ちはだかる。最優先事項はメンバー全員の「やろう」という意思確認。次にグループ名と当時のヒット曲を歌う以上、所属していたジャニーズ事務所の許諾が必要とされる。後は新生グループのコンサートなどをサポートする事務所やスタッフもいなければならない。

 これをSMAPに当てはめると、現段階でのメンバーの最初の意思確認に疑問がある。スキャンダラスだった解散劇は事務所残留が2人。3人が元マネジャーに合流。対立するような構図になっていた。今も2人と3人が一緒になる番組もなく、それぞれ別な活動をしている。

 そんななか、最近、残留組の中居正広が「再結成」をにおわすような発言をテレビでするようになった。

「喧嘩があったとしても25年間にわたり苦楽を共にした仲間。それが今も私的にも会っている様子もない。同じ世界で活動しながら近くて遠い存在になり、一抹の寂しさを感じているのだと思います」(テレビ関係者)

 5人の足並みどころか、顔すら合わさないでいる元SMAP。現段階で復活はあり得ないだろう。「時が全てを流してくれる」という。年月の流れが5人の気持ちを変えてくれることを祈るしかない。仮に10年後となれば、メンバーはすでに50代半ば。それも一興と音楽関係者が話してくれた。

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