二田一比古
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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

SMAPに再結成の可能性は…活動休止と解散の違いとは?

公開日: 更新日:

 平成30年間のCD売り上げやカラオケ利用度の集計がJASRACから発表された。曲別で最も多かった楽曲にはSMAPの「世界に一つだけの花」が輝いた。

 解散騒動でさらにCDの売り上げが伸びるなどあったが、誰もが口ずさめる名曲は安倍首相からも紹介された。元号が「令和」に決まった4月1日、「世界に――」を持ち出し、「次の時代を担う若者たちが明日への希望と共に、それぞれの花を大きく咲かせることができる」と語った。平成を代表する楽曲とアーティストの名は時代を超えて語り継がれていくことになる。

「SMAPはファンの枠を超えたヒット曲がある。楽曲だけ見ても数々のグループを輩出するジャニーズのなかでもSMAPは別格だったことを痛感します」(音楽関係者)

 解散して丸2年。ファンの間からは依然として再結成待望論が出ているが、せめてメンバー5人による生歌を平成最後に聴きたいと誰もが思うものだが、かなうことなく平成は終わろうとしている。

 これが「解散」の重み――。活動「休止」ならいつでも再開できるが、解散は難しい。ジャニーズもいくつかのグループが解散しているが、唯一、再結成しているのはフォーリーブスしかいない。それも解散から24年経った2002年に再結成。約7年にわたり再活動した。

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