みやぞんロケ中骨折で…日テレ「イッテQ 」が打ち切り危機

公開日: 更新日:

 26日放送の「2時間スペシャル」では、平均視聴率18.1%で、3月3日の18・8%以来、久々の18%超えとなったが、目下のライバル「ポツンと一軒家」(テレビ朝日)は19.0%。惜敗を喫した(ビデオリサーチ調べ・関東地区=以下同)。

 その前週の19日は「一軒家」が19.8%で過去最高を記録したのに対し、「イッテQ」は16.9%。2月24日に初めて視聴率で逆転されて以来、最近は「一軒家」の後塵を拝することが増えている。番組関係者は声を潜めてこう話す。

「昨年11月に起こった“ヤラセ騒動”と、昨年末の手越祐也の“未成年飲酒疑惑”が影響していることは否定できません。さらにここへ来て、“不振の『いだてん』の視聴者が『一軒家』に流れている”ともいわれていますが、視聴率トップの座は確実に『一軒家』に奪われつつある。そこへ来て、このアクシデントですから、完全に悪い流れが続いています」

 さらにみやぞんに関しては……。

「最近、若干出番が減っていたことが不幸中の幸いです。しかし、人気コーナーではありますので、2カ月まるまるロケができないのは痛いですね。その間にますます『一軒家』に引き離されるという最悪のシナリオもありえます。また番組も10年を超え、一部ではマンネリの声も囁かれています。いずれ番組打ち切りの日がやって来る可能性は否定できません。現場の危機感は相当のものです」(前出の番組関係者)

 長らく“日曜夜の覇者”だった「イッテQ」も、正念場を迎えているようだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」