離婚で女性の敵に…ビートたけしを待ち受けるイバラの道

公開日: 更新日:

「たけしにとっては、極端な金額が事実であるかのように吹聴したのは、自分は芸人で、離婚を笑いに変えられるという自負があったようです。しかし、今のご時世、これはいただけない。自分は大物芸人だという見えや体裁ばかりが悪目立ちする結果となってしまった」(バラエティー番組女性プロデューサー)

■監督業やMCオファーも細る一方

 結果として女性視聴者の大半を敵に回してしまったわけだ。今後、テレビの露出は減っていく見通しだという。

「今後の課題は、現在あるレギュラー番組をどう維持するかでしょう。たけしのギャラはGP(ゴールデン・プライム)帯1時間当たり300万~500万円。コストパフォーマンスが悪いため、ギャラを落とさないといずれは番組をリストラされてしまうでしょう。潜在視聴率も下がっているし、たけしで視聴率がアップするわけでもないですから」(業界関係者)

 一方、監督業やCMオファーも今後は細る一方だという見方が強い。

映画はお金がかかる。以前はオフィス北野の森昌行前社長の協力があったからこそ実現していた。しかも、作品性は女性に受けないから興行的にも厳しい。離婚して愛人との老いらくの恋を成就させたたけしにCMをオファーするスポンサーは皆無です」(大手広告代理店幹部)

 まさに“晩節を汚してしまった”たけし。この苦境をどう乗り切るか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  3. 3

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 4

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  5. 5

    来春WBCは日本人メジャー選手壊滅危機…ダル出場絶望、大谷&山本は参加不透明で“スカスカ侍J”に現実味

  1. 6

    詞と曲の革命児が出会った岩崎宏美という奇跡の突然変異種

  2. 7

    高市政権にも「政治とカネ」大噴出…林総務相と城内経済財政相が“文春砲”被弾でもう立ち往生

  3. 8

    「もう野球やめたる!」…俺は高卒1年目の森野将彦に“泣かされた”

  4. 9

    連立与党の維新が迫られる“踏み絵”…企業・団体献金「規制強化」公明・国民案に立憲も協力

  5. 10

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋