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城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

職場仲間である辛坊治郎のパワハラ疑惑について言いたい

公開日: 更新日:

 2週にわたって週刊誌でパワハラ疑惑を報じられた、ニュースキャスターの辛坊治郎(63)。彼が出演している番組の女性プロデューサーへのパワハラ疑惑だが、彼も報道に対しツイッターで反論している。

「社員プロデューサーに『いつでも飛ばせる!』と言ったと断定している。これはひどい。私はそんな事言わないのを信条に生きてきた!」「あの時私は、『貴女は局の責任者なんだから、私の発言がそんなに嫌ならクビにしたらいいだろ!』とは言った。文脈完全に逆」とツイートしている。

 辛坊治郎という男を僕は20年近く前から知っていて、一緒の番組で共演する仲間という時期も長かった。だから、彼のことはかなりよく知っているつもりだ。彼が個人に対して「いつでも飛ばせる」なんて言うとは、まったく考えられない。

 初めて彼と言葉をかわしたのは、局のメーク室で一緒になった時だ。彼が自分の出演する番組で「事件の被害者の名前を匿名にすべきか否か」というテーマで激論になったとき、彼は「実名報道でなければダメだ」と主張した。熱く語っており、僕も報道の仕事にかかわっていて同感だったので、そのことをメーク室で告げると、やはり熱く話をしてくれた。僕の質問にも、すごい勢いで答えてくれたものだ。

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