山下智久の現役JK飲酒報道は不問? 滝沢副社長のジレンマ

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■ダブルスタンダードへの批判

 厳しい判断を迫られているのは間違いないが、このままでは世間からの批判は避けられない。

「お持ち帰り疑惑は決定的な証拠が撮られたわけじゃない。また女子高生が自分は成人だと偽り、バーに謝罪の連絡をしていることなどを挙げて、山下はむしろ被害者であるとの空気ができつつある。ですが、それはおかしいだろうとの声がネットに多数あがっている。御用マスコミは黙らせても、世間の目はごまかせないので、何らかの処分は必要な状況になっています」(ワイドショー芸能デスク)

 2018年でタレントを引退した滝沢氏は翌19年、ジャニーズJr育成やプロデュースを行う子会社「ジャニーズアイランド」社長に就任。故ジャニー喜多川氏のイズムを引き継ぐとの誓いから、ジャニーズ副社長に就任した。「風紀委員長」としても、「Snow Man」岩本照に未成年女生徒の「ラブホ合コン」疑惑が取り沙汰されると、デビュー前の出来事であったにもかかわらず活動自粛処分を下すなど、タッキー裁きは厳しさを通してきた。山下のスキャンダルには東京都の「青少年の健全な育成に関する条例」違反の可能性も指摘されている。このまま静観を続ければ、ダブルスタンダードへの批判は当然だろう。

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