多部未華子「わたナギ」も 4文字略称ドラマはなぜ伸びる?

公開日: 更新日:

 最近なら、今年1月期放送の『恋つづ(恋はつづくよどこまでも)』も、初回9.9%から、最終10話で15.4%まで伸ばしている。

ドラマの初回から見ているコアなファンにとってみれば、自分が一番最初に“キャッチー”な4文字の略称を作って、ハッシュタグ(#)を付けてSNS上で拡散したいわけです。熱烈なファン同士の“隠語”みたいなもので、ドラマについて熱く語り合いたい。それがジワジワとSNS上で拡散され、ドラマの数字も上がっていくという図式が出来上がっています。昨今のドラマのヒットは、SNS抜きには語れませんね」(前出のエリザベス松本氏)

 熱烈な支持者がいるから4文字に略されるし、ハッシュタグを付けて打ち込みやすい4文字に略せるからヒットもしやすい……どちらも当てはまるというわけだ。

「確かに番組の企画会議でも、4文字にできるかどうかでタイトルが左右されることも、結構あるような……」(制作会社スタッフ)

 もちろん、いくら4文字に略せても、肝心の中身がスカスカではヒットはおぼつかない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった