多部未華子「わたナギ」も 4文字略称ドラマはなぜ伸びる?

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「人気だから4文字に略されるのか、4文字に略せるからヒットするのか、どっちなんでしょうね」と話すのは、テレビ誌編集者。

 多部未華子(31)主演のドラマ「私の家政夫ナギサさん」(TBS系=火曜夜10時)もそうだ。

「わたナギ」と略されているが、第6話(11日放送)の世帯平均視聴率は16.0%(ビデリサーチ調べ=関東地区)と、番組最高を更新した。

「“ドリカム”とか“ミスチル”とか、もともと日本人は4文字に略すのが大好きですからねえ」と、芸能ライターのエリザベス松本氏は苦笑いしながら、こう続ける。

「ドラマでいえば、過去をたどれば『渡鬼(渡る世間は鬼ばかり)』もありますが、視聴者だけでなく、制作サイドも4文字の“略称”を強く意識するようになったのは、2016年放送の『逃げ恥(逃げるは恥だが役に立つ)』のヒットからだと思います」

 逃げ恥は初回視聴率こそ10.2%だったが、その後は右肩上がりで数字を伸ばし、最終11話では20.8%を記録。

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