竹内結子さんと三浦春馬さんに「共通項」…心理学者が分析

公開日: 更新日:

 竹内結子さんは撮影現場ではリーダーシップを発揮する傍ら、こまやかな心遣いに“差し入れの女王”といわれ「母のような存在」(テレビ関係者)だったという。インタビューとして最後になった、自身が表紙を飾る「LEE」10月号(集英社)では、1月に誕生した次男の子育てについて「周囲に甘えられるようになった」と語っていたが、亡くなる2時間前まで悩んでいるそぶりは全く見せず、ひとり悩み、突発的に決断したようだ。インタビューの結びでこれからやりたい役柄について「虐待をしてしまう母親」を演じてみたいと語っていた竹内さんの胸の内について、心理学者の富田隆氏はこう分析する。

「自分の中にあるネガティブな感情に向き合おうとする女優魂は、生真面目さの表れともいえます。“産後うつ”とも報じられていますが、育児がしんどいのに、女優として、子を持つ母として、公の場では“幸せですとしか言えない”としたら、相当無理をしていたのかも。自粛警察のような監視の目もあり、自由に出歩くこともできなかったのでは。そんなあらゆる要因が積み重なり、限界に達した時、無気力・無感情の状態に陥り、何も価値がないと感じ、ふとした瞬間に死という選択肢が目に入るのです」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  3. 3

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  4. 4

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  5. 5

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  1. 6

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波