「グッディ」やめて惰性で「バイキング」を延長するムダ

公開日: 更新日:

 フジテレビの10月改編の目玉が坂上忍の「バイキングMORE」だ。13時45分からの安藤優子MC「直撃LIVEグッディ!」を打ち切って、放送時間を3時間に拡大、よりパワーアップしたという触れ込みだが……。

「初回(28日)から3日間、ずっと竹内結子の話題ばかり。それも独自の取材はほとんどなく、新聞記事やタレントのツイッターを何度も紹介するだけ。それをもとに坂上とゲストコメンテーターが感想を述べるタチの悪い井戸端会議で、どこが『MORE』なのかさっぱりわかりません」(テレビウオッチャー)

 厚生労働省による「WHO 自殺予防 メディア関係者のための手引き」によれば「自殺の報道を目立つところに掲載したり、過剰にそして繰り返し報道しない」「著名な人の自殺を伝えるときには特に注意をする」という一文がある。「バイキング」スタッフはそんなこともお構いなしのようだ。

 最後に「いのちの相談窓口」の案内を出しておけば問題ないだろうと言わんばかりの報道ぶりに呆れる。

■安藤優子を追い出すためなのがバレバレ!

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…