中井貴一が「共演NG」で見せる“困った表情”は日本一の顔芸

公開日: 更新日:

 日本一“困り顔”が似合う俳優といっても過言ではないかもしれない。主演ドラマ「共演NG」(テレビ東京系)が放送中の俳優・中井貴一(59)。大人のラブコメディーで、中井が演じるのは大物俳優・遠山英二。その遠山、ドラマの中でとにかく困りっぱなしなのである。

「中井貴一という名前を世に知らしめたのは、1980~90年代にかけて放送された大ヒットドラマ『ふぞろいの林檎たち』の仲手川良雄役。確かに仲手川も恋愛、友情、仕事、家族関係と、あれこれずーっと困っていましたよね」と、芸能ライターのエリザベス松本氏は笑顔でこう続ける。

映画『壬生義士伝』や大河ドラマ『平清盛』など、シリアスな演技ももちろんお手の物。ですが、なぜか定期的に見る“困る人を演じる中井貴一”が抜群に印象に残るんです。最近で言えば、2019年公開の映画『記憶にございません』や、12年と14年に放送された連ドラ『最後から二番目の恋』でも、中井さんは終始困っていて、視聴者の笑いを誘いました」

 ドラマの中では「ちょっと困った」程度ではなく、「とことん困った」役をやらされてしまうことが多い中井。中井が困れば困るほど、なぜか見ている方は笑ってしまう。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー