眞子さま婚約破談の危機 問題の400万円をなぜ誰も処理せず

公開日: 更新日:

昭和の時代ならこんな状況には…

 もっとも、秋篠宮さまが400万円を肩代わりしたら、それはそれでおかしい。問題は、皇室の危機管理をする人たちの存在である。

 これが昭和の時代であればこんな複雑な状況にはならなかったはずだといわれる。

 かつて昭和天皇の時代には、天皇家に奉仕することを「生涯の誉れ」とする人がたくさんいた。たとえば、宮内庁には侍従長の下に天皇家の身辺をお世話する人たちがいる。侍従や女官長をはじめ、日常の雑務などにあたる内舎人や仕人といった人だ。後者は、高卒ぐらいの人物を、信頼できる筋の紹介で採用するが、たいてい退職するまで皇室に仕えた。前者の侍従などは、先代が宮内庁(もしくは宮内省)勤務だったり、華族の家系か、皇室に近い方の紹介で採用されることが多く、生涯を皇室に仕えることが多かった。「就職」というよりも「奉職」が似合っている。たとえば、いまの天皇が浩宮さまといわれた時代の東宮侍従だった浜尾実氏は、親が華族で曽祖父は東大総長だ。上皇が明仁親王の時代に、無報酬で皇太子妃選考を極秘にすすめた人たちもいた。みんな皇室を尊敬していたからだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    中島歩「あんぱん」の名演に視聴者涙…“棒読み俳優”のトラウマ克服、11年ぶり朝ドラで進化

  1. 6

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  2. 7

    投手大谷の「オープナー起用」は逆効果…ド軍ブルペンの負担は軽減どころか増す一方

  3. 8

    "花田家と再婚"は幸せになれる? 元テレ東・福田典子アナに花田優一との熱愛報道も…恋多き一族の因縁

  4. 9

    ソシエダ久保建英にポルトガル名門への移籍報道…“あり得ない振る舞い”に欧州ザワつく

  5. 10

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”