五輪マラソン代表選考に波乱の予感 大学生が実業団選手のライバルになる時代がやってきた

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 大学生のレベルが急速に上がっている。

 今年の箱根駅伝5区で青学大の黒田朝日(4年)に大逆転され、往路優勝を逃した早大の工藤慎作(3年)が、1日の東京マラソンに出場。日本人5位(全体20位)の2時間7分34秒でフィニッシュし、来秋に行われる2028年ロス五輪代表選考会(MGC)の出場権を獲得した。

 初マラソンで7分台は立派な記録だが、青学大の黒田は昨年2月の大阪マラソンで2時間6分5秒の日本学生記録を更新して日本人3位でゴールしている。

 前年同大会では国学院大3年の平林清澄(現ロジスティード)が2時間6分18秒で優勝。20年に箱根駅伝を制覇した青学大4年の吉田祐也(現GMOアスリーツ)は、その1カ月後の別府大分毎日で初マラソンに挑戦し2時間8分30秒で日本人トップの3位だった。

 大学生が国内の主要マラソンで好成績を収めたといえば、1970年代の瀬古利彦氏(早大)を思い出すが、マラソンは長く実業団選手の独壇場。それが近年は、初挑戦で実業団選手を置き去りにすることが珍しくない。

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