ジャニーズ事務所がもくろむV6解散商法 嵐は300億円の興行

公開日: 更新日:

 こうした中、ジャニーズ事務所は早速、解散興行に向け慌ただしい動きを見せている。ジャニーズの中には「嵐バブル」の再来と声高に叫ぶ者もいるという。

■テレビ局は及び腰

 昨年、開催された嵐のラストコンサートの売り上げは、皮肉にも一連のコロナ禍が追い風になったと評判になっている。

「昨年11月3日に開催したライブ『ARASHI 嵐フェス2020』は無観客でライブ配信を行った。結果、約500万人が視聴し300億円近い売り上げがあったといわれています。通常のコンサートなら2日間の興行は20億円弱。配信の方が確実にもうかるわけです」(音楽関係者)

 配信の売り上げだけではない。嵐に関しては音楽ソフトの売り上げも右肩上がりを記録したのだ。

「CD『カイト』は初の130万枚超。さらに『ARASHI Anniversary Tour 5×20』はDVDとブルーレイが発売され80億円以上を売り上げた。ダウンロードなどを含めると音楽ソフト系の売り上げは150億円超えです」(音楽プロデューサー)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾