小池都政の竹山“激オコ抗議文”に芸能界から続々と声あがる

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 お笑いコンビ「おぎやはぎ」の小木博明(49)も、1日深夜放送のTBSラジオ「おぎやはぎのメガネびいき」で、「竹山さんみたいにね、言われる時あるじゃん、クレームが。東京都から」と問題に触れ、「(竹山は)訂正までしました。謝ったんだよ。なのに、そっから東京都から訂正とお詫びをしろと。とうとう来ましたよ。日本の民主主義に上からの圧力が」「トランプっぽいよね。そんなことがわざわざ、一個人、一タレントに対してくるんだっていう。ちょっと怖い世の中になってきましたよ」などとコメントしていた。

■批判記事を掲載した自治体専門紙も狙い撃ち?

 竹山は番組内で失言を認め訂正、謝罪しているのだ。ぜんじろうや小木が言う通り、これがまかり通れば世相を風刺する芸風のお笑い芸人は何も言えなくなってしまうだろう。

 小池知事が自身に批判的なスタンスを取る相手に対して執拗に“攻撃”するのは、何も芸人に限らない。昨年末には、小池都政の問題点を検証する記事を掲載していた自治体専門紙「都政新報」を発行する都政新報社への広告出稿を取り止めるよう、都の外郭団体(政策連携団体)に要請していたことが発覚。都の担当者は日刊ゲンダイの取材に対し、「無駄な出費を控えるため。都政新報社だけを狙い撃ちしているわけではない」などと説明していたが、今回の竹山への抗議文騒動を見る限り、額面通りには受け取れない。

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