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城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

芸能ニュースが不調…昔は詐欺的表現や手段も使ったことも

公開日: 更新日:

 大ベテランの芸能記者と話をしていたら、何度も出てきた言葉が「芸能ニュースが不調だ」というフレーズだった。

 大物の結婚・離婚といった、本来なら連日、追っかけるはずの話題もたった1日で終わってしまう。これは、長引くコロナ禍の影響で、ニュースの流れが変わってしまったといえそうだ。

 通常ならば、デートの目撃などの交際の一次情報があって、次に結婚の決意などが報道され、そしてゴールイン、挙式・披露宴とニュースは連日続いていくが、コロナ禍では巣ごもり中心で、どちらかの住んでいる部屋で交際を深めていれば情報が漏れてこない。その上、一緒にいる時間も長く相方をよく見ることができるので、発表の段階では交際宣言を飛び越し結婚となる。一方、うまくいかなければ、さっさと別れるということになり、いずれにせよ「離れた」についてもノーマークの芸能マスコミが驚かされるということになりがちだ。

■芸能マスコミには厳しい時代

 近年は多くの人がスマホで目撃した芸能人を写真や動画で撮影して、SNSで拡散する。それを警戒して芸能人自体が派手に動かない傾向にあったから、芸能マスコミは余計に厳しい時代となっている。

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