コメ「5キロ3500円」は高いか安いか? 業界は価格設定で大揺れ…JA新会長も消費離れを危惧

公開日: 更新日:

 米価は徐々に下落しているが、いまだ割高だ。農水省の発表(6日)では、今月1日までの1週間に全国のスーパーで販売されたコメ5キロあたりの平均価格(税込み)は、4073円だった。3週連続の値下がりだが、依然として4000円台の高値を付けている。

 コメ業界では、長引く米価高騰への懸念が一層強まっている。JA全中の新会長に6日付で就任した神農佳人氏はNHKのインタビュー(11日公開)で、現在の米価に対し「あまりに高値の水準だと消費者にとって『お米はもう買えない』という状況になり、コメ離れが大変憂慮される」と危機感をあらわにした。

 一方で神農氏は、生産者側としては持続的にコメを作れるよう生産コストを適切に反映した価格水準が望ましいため、消費者と生産者が適正だと考える価格には隔たりがあり、両立は難しいとの認識も示した。

 コメは長年価格転嫁が進まず、最近は物価高で燃料代や肥料代など営農コストも上昇している。消費者にとっては、かつての5キロ2000円程度の価格がありがたいが、生産者からすればあまりにも苦しい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    問われるのは菊池風磨のリーダーシップ…timelesz猪俣周杜容疑者“クビ”でも終わらない「タイプロ」の代償

  2. 2

    DeNA藤浪晋太郎はたった1勝なのになぜ? 年俸「5000万→8000万円」大幅増のタネ明かし

  3. 3

    阿部慎之助にした「今ならパワハラで即クビ」の指導&落合博満から学んだ仰天トレーニング

  4. 4

    このところ片岡仁左衛門はダブルキャストが多い理由

  5. 5

    萩本欽一〈48〉73歳で駒沢大学に入学、就活に悩む同級生にした「木彫り名人」の話

  1. 6

    高市首相の日米首脳会談「蜜月アピール」は突っ込みどころ満載…トランプ大統領は「心ここにあらず」

  2. 7

    timelesz猪俣周杜容疑者「異例」の長期勾留がつづくウラとこれから…刑事裁判の見通しも

  3. 8

    DeNA構想外の藤浪晋太郎を拾いそうな「意外な2球団」 “瀕死の剛腕”にはこれだけの魅力

  4. 9

    timelesz猪俣周杜容疑者が殴ったのは「プリクラ彼女?」 逮捕のウラと“タイプロバブル崩壊”カウントダウン

  5. 10

    『デイ・トリッパー』斬新な「ニャー」の響きが世界有数の「美リフ」に仕立てた