元関取・皇風さんは第二の人生も上々 東京でちゃんこ屋とラーメン店3軒も経営
皇風俊司さん(早稲田出の元力士/39歳)
綱とりで注目の安青錦の所属する安治川部屋に、早稲田大学出身者が入門して話題だ。早大出身力士は史上4人目となるが、3人目が2009年に初土俵を踏んだ皇風(きみかぜ)さんだ。引退後、どうしているのか。
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「早稲田から新しく入門した子が出ましたね! 学生相撲出身者はある程度までいけると思いますが、たとえば幕下15枚目以上と以下ではまったく力が違う。踏ん張って上がれるかどうか。見守っていきたいですね」
京王線調布駅から徒歩3分の「相撲めし 皇風ノ店」で会った皇風さん、うれしそうにこう言った。
「今、大相撲は盛り上がっていますが、相撲人口は減っている。ここは私の地元なので、昔通った道場でたまに指導したり、去年は“わんぱく相撲(小学生相撲大会)”の東京都大会を調布に呼んだり、地元の方たちに協力しながら恩返しをしています」
「皇風ノ店」は、皇風さんが引退した翌15年に開店したちゃんこ屋。約30坪の路面店で、ちゃんこ鍋は鶏ガラベースが基本。鍋コース料理は4000円から。通常の2.5杯分を注いだ“どんぶりハイボール”は980円と、元力士の店らしく豪快だが、「私は現役時代、もっと大きな器で、一晩で日本酒1、2升飲んでいました」と笑う。
「実家が商売(木工店)をしていたので、現役時代から引退後は私も何か商売をしたいと思っていました。最初は飲食店のコンサルをやろうと思っていたのですが、“皇風”の名前があるうちに相撲をやった証しを残したいと思い直し、老舗ちゃんこ屋で修業した後輩力士の寺尾龍を料理長にたてて、この店を始めました」


















