綱とり消滅の5敗目…大関・安青錦にケガや重圧より厄介な「スランプ」の気配
ケガや重圧が原因ならまだマシだが……。
15日、今場所5敗目を喫し、悲願の綱とりが事実上消滅した大関安青錦(21)。立ち合いで隆の勝の突っ張りで上体を起こされると、一方的に攻められ、最後ははたき込まれて土俵に落ちた。
中継を解説した元大関の琴風氏が「安青錦が前に落ちるのは珍しい」と驚いていたほどの無残な黒星。低い前傾姿勢でも前に落ちないのが、安青錦の強みでもあったはずだ。
「さらに言えば」と、若手親方がこう続ける。
「いくら1敗をキープしている力自慢の隆の勝が相手とはいえ、立ち合いで簡単に上体を起こされたのも気がかりです。先場所の隆の勝戦では上体を起こされかけながら、何とか食い下がった。そうした粘りや強みが、今の安青錦にはまったくない」
6日目の熱海富士戦では、左足の指あたりを痛めたという。そこにきて綱とりの重圧がのしかかり、対戦相手も対策を練ってくる。そうしたものがいくつも積み重なれば、力を発揮できなくても無理はないだろう。


















