細田昌志氏「第43回講談社本田靖春ノンフィクション賞」受賞 受賞の喜びと今後の意気込みについて

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 受賞の喜びと今後の意気込みについて細田氏が本紙にこう言葉を寄せた。

「日刊ゲンダイ読者の皆さま、連載『芸能界と格闘技界その深淵』をご愛読下さいまして、ありがとうございます。筆者の細田昌志です。昨秋、私が上梓しました『野口修評伝』がこのたび『第43回講談社本田靖春ノンフィクション賞』の栄誉に与りました。本当にありがとうございました。

 本書は、現在の格闘技興行のスキームを構築し、さらに、芸能界にも進出し大成功を収めた異能のプロモーター、野口修の痛快かつ波瀾万丈な人生を描いたものです。昨今、大谷翔平の『二刀流』が世間に大きな話題を与えてくれていますが、2つの世界で天下を取った野口修は、ある意味“人生の二刀流”と言っていい存在かもしれません。しかし、それがこれまで語られてこなかったのは、語り部がいなかったこと、すなわち“忘れられたから”にほかなりません。そんな彼の生涯を周知されたく書いた評伝が、このような文学賞を受賞するに至ったことは、著者としてこの上ない喜びです。

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