著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

「元気が出るテレビ‼」や「風雲!たけし城」の貴重な生書き企画が書籍に

公開日: 更新日:

 それは、ある夜の夢の中での出来事でした……。

 我が家の愛猫でマンチカン(足が短いことが特徴)なのに、足が長いことに負い目を感じている「しーたん」(3歳メス)が「こっちだニャア~こっちだニャア~」と尻尾振り振り俺をどこかに導くのだった。

 う~ん……アレ、この光景はどこか懐かしい……あ! 俺の埼玉の実家の物置小屋じゃないのさ……ウム、ここを掘れって? 掘ってどーすんの? まさか、ここ掘れワンワンの昔話みたいに金銀小判がザックザック、ってわけねーか! えっ、とにかく掘れってーの? はい、はい、わかりましたよ! と掘り始めようとしたところで目が覚めたのだった……。

 それから数日後のこと……たまたまお墓参りに埼玉へ行ったついでに実家に立ち寄った時に何げにここ掘れニャンニャンの夢が俺の脳裏を横切ったのだった。

 物置小屋の前に立つ俺……。といっても、夢を信じてスコップ片手に……はさすがにすることもなく、積まれた段ボールの山を「何が入ってんだろう?」くらいの気持ちで箱の中身を見たら、そこにあったのは30年も前の「元気が出るテレビ!!」(日本テレビ系)や「風雲!たけし城」(TBS系)などなどテレビ全盛の頃、俺が放送作家をやっていた番組の生手書き企画書だったのです。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景